ヘッケル・ジャッケル、デッケル・ソッケル、・・・・・・・・・・ダルマチックなバルダマチック ( その2)              <『袈裟斬り(視差補正)ファインダー』について再び考えるの巻 >

 以前、今回タイトルの『(その1)』を書いてから早7年、
(別な意味での)それ以前、前回更新してからも丁度5ヶ月、久々の更新になりました。

大昔、テレビや映画の時代劇でよく見かけたシーンに、
馬鹿殿や辻斬りのお侍が、大抵は罪のない部下や通りすがりの町人を、
お手打ちや試し切りで、問答無用に『袈裟斬り』で虐殺するというものがありました。

bm23s.jpg『袈裟斬り(視差補正)ファインダー』搭載のバルダマチックⅡとⅢ

『袈裟斬り』とは、『右上から左下』へ切り下ろす斬り方で、
太刀筋を、『袈裟掛け』と同様、お坊さんの袈裟の帯に擬えての言葉です。

下の画像の左が、バルダマチックⅡ、右が、バルダマチックⅢの、
上段が無限遠時のフレーム位置、下段が最至近時のフレーム位置です。
フレームの高さだけではなく、視野左の露出計の指針追針帯の幅にもご注目下さい。
ファインダーがカメラに向かって右(カメラを構えて左)にある普通のビューファインダーカメラと違い、
これらの可愛いスタイルの、逆の位置にファインダーが配置されているうユニークなカメラ達では、
ファインダー視野のブライトフレームの視差補正時の移動方向は、『左上から右下』ではなく、
『袈裟斬り』同様に、『右上から左下』に移動するのは、当然と言えば当然ですが、
中々珍しい光景?ですし、その事は、何より、これらカメラの取扱説明書の中で、
このパララックス補正に関するイラストでは、多分、このカメラのファインダー特徴を
多分意識していなかったと思われるメーカー?担当者自身によって、
普通に、当然の様に、『左上から右下』に動く様に、誤って書かれている事からも伺えます。

bm23 view s

残念ながら、このユニークな、『右上から左下』に枠の動く『袈裟斬り(視差補正)ファインダー』も
特に、バルダマチックⅢでは、経年劣化などで動かなくなっていたり、
近接位置で不動固定となってフレーミングを誤らない様に、親切な修理人さんによって、
無限遠時の右上位置に固定されてしまっていたりで、
ファインダーが完全な状態のバルダマチックⅢは、
2ダース位のこのカメラを購入すると共に、その倍の台数の同機をチェックした私の経験では、
ネットオークションの個人出品も含め、市場で流通しているものの内でも7~8台に1台位の様です。

今日位から、ちゃんとファインダーが機能するものも含め、
何台か国内のネットオークションに出品致しますので、宜しかったらご笑覧下さい。





マイクロカメラ・デュカティのフィルムマガジンとローダー、幻?のアクセサリー・SC4211『携帯暗室』について考える・・・の巻    ( その5 ・最終回・新製品SC4211N!スプールの無いマガジンまでマーキュリーⅠでも活躍させるニセSC4211、遂に発売? )

前回の記事で、デュカティのフィルムマガジンに関して、『・・・中味の無い詐欺的なものまで含めて、
スプール無しの見せ掛けマガジンが売られている事は何度も見掛けましたが・・・』と書きましたが、
(当然ですが)折角スプールがちゃんと入っている事は入っているものの、下画の様に、鍔(つば)の
 部分や、軸の端に欠けのあるものや、フィルムの端を止める板バネが酷く腐食しているものなど、
   スプールが入っていないマガジン同様、外観では判別がつかないにも拘らず、そのままでは
       使用に耐えないマガジンも、特に海外のオークションでは今でもよく見受けられます。
 ( 本邦国内で流通しているものは、輸入後に当方で篩(ふるい)にかけた上で、使用可能な状態に
   対処可能な場合は対応の上、業者様中心にお買上頂いた数百本が、かなりを占めているかも
    知れませんので、着荷したら開けてビックリと云う事も少なく、比較的安心かも知れません。)
h713a.jpg

鍔(つば)の欠けている場合、下画の様に、純正?のスペーサーでカバーできます。

h713b.jpg

マガジンの外観の綺麗なものはまだしも、表面の汚れや塗装の劣化の激しい上に、使用可能程度の状態の
スプールが入っていないマガジンは、そのままでは活躍の機会がなさそうなので、ちょっと面倒でしたが
下画の様に上下を遮光樹脂で塞いで、ニセSC4211とのセットで活用出来ます様に、マーキュリーⅠ用の
ちょっとラピッドフィルム用マガジン風の、『スプール無し』フィルムマガジンを作ってみました。

h714x.jpg

ニセSC4211では下画右上の様にサイズ的にはギリギリですが、本来のマイクロカメラと比べたら超巨大な
マーキュリーⅠも、専用のNo.200マガジン無しでも、巻上側にギア付きの専用スプールさえあれば、
このセットで、マーキュリー本来の美しいデザインと使用感で、フィルムを使っての実写が楽しめます。
 ( 画像では解り易い様に、後述の黒染めの手袋は白いままを使用しておりますがご容赦下さい。)
勿論、ちゃんとスプールの入ったデュカティやテッシナのマガジンでも、下画左下の様にに使用可能です。

h714-1.jpg

ニセSC4211の中(もしくは暗室中)で、パトローネのフィルムをマガジンに移し替える時(下画①)と、
撮影後にカメラのスプール側にフィルムが巻かれたままマガジンが繋がった状態でカメラから取出して
一旦マガジン側に巻戻す時(下画②)、の2つのステップでは、どうしてもフィルム面を直接に触らねば
ならないのと、ニセSC4211は2枚重ねとは言っても、ゴムで絞られた縁からの漏光を更に防止する為に、
ケンコー・トキナーの編集・整理手袋を、上画右下の様に黒染めしたものを更にセットに加えまして、
オークションに出品してみますので、ご関心をお持ち頂けます方は、ご笑覧頂きますれば幸いに存じます。

h714-3.jpg

上画に、作業時の各ポイントの画像を載せてありますので、ご参考にどうぞ。
上左から、
・ マガジンに入れるフィルムを巻く為にテープなどを使って明室中で、予め芯を作っておきます→
・ 手袋をし、ニセSC4211内で、パトローネから出し巻いたフィルムをマガジンに入れる(上画①)→
・ ニセSC4211から出して、マガジンとパトローネを切離して、明室装填の可能なマガジンを作る→
撮影後は、上画下左から
・ 手袋をして、ニセSC4211内で、フィルムが巻かれたままのスプールと繋がったままのマガジンを
  カメラから取出して、一旦マガジン側に巻戻す(上画②)→
   ※マガジン側に巻戻すのは押込み戻すのではなくマガジンを開けて巻いてから戻す方が楽です。
・ ニセSC4211から出して、スプールを外し、明室中で現像用のパトローネに繋ぎ替える(上画③)→
・ ニセSC4211に入れマガジン側から撮影済みのフィルムを現像用のパトローネに移し、ラボに出す。

尚、オークション出品タイトルの『SC4211N』の『N』は、もちろん?『New』のNです?が、
『ニセ(Nise)』や『2枚(Nimai)セット』のNでもあります。

マイクロカメラ・デュカティのフィルムマガジンとローダー、幻?のアクセサリー・SC4211『携帯暗室』について考える・・・の巻 ( デュカティもテッシナもマガジンはスプールが命・大事にしませう )

先ずは前回の①の続きから、
ライセンスは別として、テッシナのマガジンは、結合部の形状と、プラスチック製になって素材は違えど、
寸法的には、丁度一回り前の時代の、デュカティのマガジンの完全なコピーですので、下画の様に、
テッシナのマガジンのスプールは、デュカティのマガジンのスプールと完全に入れ替える事が可能で、
前回も書きましたが、ほとんど意味が無い事なので、今の今迄試した事は有りませんでしたが、
とにかく画像にしてみました。
DSC07964sszzzs.jpg

実際に、マイクロカメラ本体でもローダーでも使用してみましたが、デュカティ専用のマガジン同様、
全く問題なく使用可能ですが、デュカティのスプールだけ遊んでいる可能性は皆無に近いと思います。
半世紀近い私のデュカティ体験の中で、中味の無い詐欺的なものまで含めて、スプール無しの
見せ掛けマガジンが売られている事は何度も見掛けましたが、スプールのみが販売されているのは
見た事も聞いた事もありません。
コレクターと云うよりは、実用ユーザーの方が圧倒的に多いデュカティのマガジンでは、下画の様に、
肝心のスプール、特に、カメラとのリンク部分に、不適切な使用により、欠けたり削れたりの劣化も
よく見受けられ、光線漏れなど一部には使用に耐えないものも有りますので注意が必要です。



上画は、未だ軽度の毀損の段階のデュカティのスプールのリンク部の実例と断面模式図ですが、
少し濃い色に変えてある、いわゆる『土手』と呼ばれる部分が、デュカティのマガジン用に適切に
調整のなされていないテッシナのローダーや、結合部の整っている前々回の記事のハンドル代りの
ピンセット等の工具や、果てはハサミ等で、傷付けられたり削られたりしてしまい、毀損が進んで
最終的には使用に耐えない状態になっているスプールも少なくは無い様です。

特に、テッシナのローダーのリンク部のパーツは、下画右の様に、元々余り適切とは言い難い
形状ですので、デュカティマガジン用に調整しない限りは、無理な使用により、上画左の様な
典型的な毀損を発生させるのは勿論、本来正しい使用対象のテッシナの専用マガジンでさえ、
挿入時にローダーのハンドルの微調整でリンク部の向きを合せるなど、丁寧に使用しないと、
使用を続けるうち、比較的薄く柔らかいプラスチック製のマガジン側リンク部の孔付近の形状を、
下画左下の新品時の形状から、上の様に変形・損耗させてしまいます。

DSC08265aaca2a.jpg

・・・と云う訳で、
デュカティもテッシナも、
 マガジンはスプールがいのち
ですので、
適切な道具での丁寧な取扱いをお勧め申上げます。

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